海豹と推し様

好きなことをつらつらと

愛が欲しい?じゃあスタツアだッ!!


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こんにちは。

最近街で「UUUU」が流れてビックリし過ぎて3秒くらい足が止まってしまったオタク、ひき海豹です。

さて、現在絶賛公開中の映画「劇場版うたのプリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズ」は皆さんご存知だろうか?

 

なに?ご存知ない?

しかし、このページを開いたということは少なくともちょこっとはスターリッシュツアーズに興味があるということですね?

悪いことは言わん。興味があるなら早く映画館に行った方がいい。マジで。マジ、だから!

というのも映画というのは日が経つごとに上映回数は減っていく。当然1ヶ月も経てばかなり減り、上映終了する館も出てくるだろう。だからできるだけ早く行って欲しいというのはある。(だったらもっとはやく文字起ししたら?それはそう。)

私がどれほどの言葉を尽くしても見てみるよりいい体験はない。百聞は一見にしかずの精神で是非とも見に行って欲しい。

「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ」ディレクターズカットPV - YouTube

 

 

どんなとこがそんなに凄いのか、気になるオタク達のために私も少し語ろうと思う。

色々ここが凄いと言うが基本素人なので具体的なことは言えないのはまぁ、ご愛嬌ということで。

 

全編コンサート、気持ちはライビュ!

初見さんでも大歓迎!とよく言われるこの映画だが何が大丈夫なのかと言うと

この映画は全編ライブ映像となっているのだ。どういうことかと言うと劇中のアイドル、「ST☆RISH」によるライブの映像がずっと流れてるということである。

つまり本編的なストーリーは存在せず、キャラも設定もよく知らなくても「知らんアイドルのライブに来た」という感覚でいられる。そして往々にしてライブとは結局演出がすごくて楽曲が良くて周りのオタクが楽しそうであればめちゃくちゃ楽しいのでぶっちゃけなんも知らなくても初めてででっかいライブに来たみたいで超楽しいと思う。デカいライブは楽しい。

もしスタツアでうたプリ初見だった人がいたらぜひ楽しかったか聞かせてほしい。

要するに普通にライブ映像だから。ライブビューイング見に行く感覚で気軽に見に行って欲しい。

更には『アイドル現場あるある』みたいなのも随所に散りばめられている。(アンコールでライブグッズtシャツで来るとか)

ドルオタやヅカオタ、ジャニオタなど現場慣れしてるオタクの方々は間違いなく楽しめると思う!

(大体全編こんな感じの楽しさが広がっている)

カメラワーク、演出も凄い!

先述した通りこの映画はライブ映像だ。うたプリのアイドルグループ、「ST☆RISH」によるライブ映像。

劇場ではまるでライブ円盤を見ているかのような「実質最前列」の近さで見ることができる。

しかしこれはアニメ作品。現実では中々お目にかかれない大胆なカメラワーク(ドローンめちゃくちゃ飛ばしてるみたいな画角とか歌のパートが変わるごとに次歌ってるメンバーにシームレスにカメラが変わるとこなど)が楽しめる。カメラワークが常に新しい画角へと変幻自在に変わり、カメラの場所とかが制限されない映像は構図に飽きが来ず、ただ見ていて楽しいのである。

 

(この「トリッドラヴ」と「来来☆オーライ」は特に個人的に好きな構図や演出が多く見てて非常に楽しい)

 

アイドルのライブあるあるの詰め込まれた圧倒的臨場感と2次元でしかできない表現で見る人を瞬く間に別世界を連れていってくれる没入感があるのだ。

さぁ〜てみなさぁーん!...『感情』の時間デース...

ここまでさっくり書いてきたのは「見に行っても楽しめる理由」だ。見に行くべき理由はあんまり書いてない。もちろん映像美やライブのあるある感を見に行って大興奮で帰ってくるのも素晴らしい。人には人のスタツアがある。

しかし、大多数の人は画角とかにこだわりはそんなないし知らんアイドルを見てあるあるを感じても...という方々も多いと思う。

だから、本当に見に行って欲しい私の超個人的な気持ち、感情を書いていく。ここの方が全然前半より長い。

オターリッシュ!感情ツアーズ!

 

ライブスタート!!!!

 

前半は割と客観的にやった方なので私のことは書いてないがここからは私の感情全振りで行くのでちょっと私のうたプリ歴を書く。

シンフォギア、ヴィジュプリ経由でうたプリに出会った私はまだうたプリにズブズブな時期は1年も経っていない。一応アニメは完走した。

つまりほとんどうたプリ赤ちゃんである。うたプリ赤ちゃんでもブログを書くまでに至らせる力がスタツアにはあるのだ。

 

そんなうたプリ歴が長いともミリしらとも言えない私が1番伝えたいことは

「始まりをくれた君」には誰だってなれる!!!

ということである。

どういうことかと言うと劇中歌「START OURS」の歌詞にはこんなものがある。

始まりをくれた君に

僕達はどうやって返せばいい?

いつも聞いてばかりだね

だって貰うばかりで

要するに彼らに音楽を与えた"君"には貰ってばっかりだからどうやって恩返しすればいい?という健気すぎる歌である。

この「始まりをくれた君」はそのまま解釈すると彼らの音楽を作っている作曲家の七海春歌さん、ST☆RISHを支えてきた劇中のファンの皆さん、

そしてこの現実で「うたプリ」を支えてきたファンの皆さんだとおもう。私もそう思う。

彼らに本当に「始まり」を与えるきっかけとなった人達はもちろんだ。

 

でもでもね、なんかこう、ちょっとだけ、まだまださ、解釈できるくなーい?

 

ある人はこう言った。(誰の言葉かは忘れた)

アイドルとは物語である。

アイドルが物語であるなら、物語を始めるのは作者だけであるだろうか?私は読者が、読者こそが物語を始める人であると思う。

本は、読者それぞれに読んだ時の想い出、そこから広がる世界、色々なものをくれる。

アイドルが物語であるなら、アイドルにもそれがあるはずだ。出会った人それぞれに複製不可能なオリジナルな出会いと想い出が生まれる。

「アイドルとの出会い、始まりは「君」が始めるのだ」

そう!今これを読んでるあなただ!ブログを読んでる時ブログもまた読者を見ている。ブログとは深淵なのだ。ブログ、オブジ、アビス。

 

そしてまた、ST☆RISHはこうも歌う(これはさっきのとは違う「We are ST☆RISH!」という別の歌の歌詞だ)

永遠ってないのか

楽しいこの日々はピリオドを迎えるのか

いやそれは違う

今を全力で歌うそれがST☆RISHの永遠

つまり、永遠はない、だが今この瞬間音楽で繋がってる時が永遠だと彼らは歌っている。

彼らはいつも永遠について考えてる。永遠って存在しないけど、永遠に歌っていたいね。って歌ってる。

いつかは活動も終わる。

いつかは歌えなくなる。

時間は有限で、いつまでもファンへ歌えるわけではない。

 

でも、それでも歌は死なない。

ST☆RISHが歌ってきた音楽は消えずに記録の、何より人の記憶の中に残るのだ。

そして、記憶に残していくのは「ST☆RISHに出会ったあなた」だ。

スターリッシュツアーズからでも出会って、あなたなりの始まりを見つけてくれた「君」が歌を記録や記憶に残していく。それが永遠だ。

 

だから誰だって「始まりをくれた君」なのだ。

始まりをくれた君に

僕達はこうやって返してく

時間が過ぎるってことに泣く君を抱き締め

START OURSのこの歌詞は有限の時間に泣く君とそれでも少しでも今に歌っていこうとする彼らの想いの表現は是非劇場で確かめてほしい。

 

おわりに

ここまで読んでくれてありがとうございます。

言いたいことをまとめます。

 

「劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズ」絶賛公開中!!!!

誰彼構わず行ってやれ〜!!!

 

 

 

それじゃ今回は、これでお終い。